ニートでいることに対する罪悪感

過去、何度かニートっぽい時間が私の人生にありました。

思い起こすと、小学生時代は学校のほかに地域のスポーツ活動をしていたせいで、土日は全部スポーツに奪われました。

中学校に入ってからは塾に通うようになり、学校+塾。

高校生になるとアルバイトをし始め、大学もアルバイトをしていたので、基本的には

「学校+何か」というライフサイクルでした。

常に2つ以上のことをしていたせいで、何もなくなると急に不安になります。

 

最初にその感情に至ったのは大学生の頃でした。比較的順調に単位がとれ、就職活動のためにバイトを辞め、大学にもいかなくて良くて、バイトもない。就活はするも、毎日あるわけではない。この状況、最初の1か月くらいは楽しいのですが、2か月目以降、かなり苦しくなります。特に就職がなかなか決まらず、お祈りされまくっていたので。

自分の無能感にさいなまれました。

 

仕事をし始めてからも、地域のスポーツ活動に参加したり、音楽サークルに参加してみたりと「仕事+趣味」みたいな生活でしたが、うつ病になり、前回休職したときはやっぱり焦りや不安が大きかったです。

幸いにも前回休職時は音楽活動が定期的にあったのでリハビリになりつつ、そこまで罪悪感を感じなかったのですが、今回はとても罪悪感を感じます。

 

と、いいつつ、何に罪悪感を感じるかと考えると、2つあります。

1つは会社の仲間に対して、自分が本来すべき仕事を回してしまって申し訳ないという気持ち。

もう1つは自分の中で自分が許せない感じがします。上記のようにいままで常に2つ以上の事柄を同時進行してきたルーティーンから外れてしまうことへの罪悪感です。

少し詳しく書くと、私は自分が人よりだいぶ劣っていると感じています。

人なみにできるようになるには人の倍努力なくてはいけないと思ってます。ゆえに2つ以上の事柄を進めることで人なみの経験、思考回路、腕がつくのだと考えており、それが1つならまだしも、0になることで、いっきに劣化する気がして落ち込みます。

 

ありのままの自分を受け入れることが大事だと思いますが、たぶん、ありのままの自分を受け入れたら、私はどんどん劣化して、落ちていくと思います。怠惰なところや適当なところに目をつぶったら、どんどん怠惰になり、適当になる気がします。

なので、なるべく早くこの状態から抜け出したいのですが、体がついていかないことにがとても歯がゆいです。中途半端に復帰すれば、余計に迷惑をかけてしまうことは明らかです。

 

なので、何もしてないことに対してとても罪悪感を感じながら日々生きています。

あくまで私個人の考え方です。ニートが悪いとか、劣ってることに罪悪感を感じろとかそういう話ではないので、あしからず。